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アーセナルがラカゼットを放出すべき3つの理由

Andrew Dowdeswell氏の記事の紹介です。

 

アトレティコ・マドリードへの移籍が噂されるアレクサンドル・ラカゼット。ここでは、アーセナルが彼を放出すべき3つの理由を紹介する。


アレクサンドル・ラカゼットはここ数シーズンの最も重要な選手の一人である。しかし今季は苦しんでおり、ストライカーの補強を目論むアトレティコ・マドリードへの移籍が噂されている。

以下がアーセナルが彼を放出すべき3つの理由だ。

若手の台頭

アルテタはラカゼットを先発から外し、代わりに出場している20歳のエンケティアはリーグ戦3試合に先発出場し1ゴールを挙げた。アルテタはエンケティアを高く評価しており、将来の可能性を秘めた選手だと考えている。

マルティネッリは左ウイングのオーバメヤンと定位置争いを繰り広げているが、彼の適正はセンターフォワードだろう。ラカゼットが放出された場合には彼を中央で起用できるかもしれない。

上記の2人に頼るのはリスクが高いが、アーセナルには優秀な若手が数多く揃っている。彼らを信頼するのは悪い選択肢ではない。

残りの契約年数

今夏にオーバメヤンの契約は残り1年となる。彼は新契約の交渉を保留しており、CL出場権の獲得に失敗した場合は、退団の可能性が高くなるだろう。

彼はクラブの最も重要な選手であるが、移籍金が彼の残りの契約年数故に多少減額されても彼を放出せざるを得ないかもしれない。

オーバメヤンが退団した場合、ラカゼットも放出するのは愚かな考えに聞こえるだろう。しかし現在のオーバメヤンの状況が表しているように、主力選手が契約の最終年に突入してしまうのは合理的ではない。

今夏にラカゼットの残りの契約年数は2年になり、5月下旬には29歳になる。今夏が彼の放出により多額の移籍金を得て、その移籍金を再投資する最後のチャンスかもしれない。

アルテタの構想外

ラカゼットが現在25歳で全盛期に差し掛かっていたとしたら、アルテタは彼を中心に攻撃全体を構築しようと考えているかもしれないが、彼は5月に29歳になる選手だ。契約更新をすれば大きな昇給が必要だろう。

アルテタによるクラブの再建は短期的なプロジェクトではない。彼はすでに大幅な進歩をクラブにもたらしたが、タイトルを争うにはあと数年かかるはずだ。

クラブに優勝争いをする実力がない段階で、賃金の高い30代の選手を維持するべきだろうか。オーバメヤンと同じように、ラカゼットはアルテタのクラブ再建の構想に含まれないだろう。

したがってラカゼットを高額な移籍金のために放出するのはむしろ賢明な選択肢だ。

Andrew Dowdeswell

 

アレクサンドル・ラカゼット - Wikipedia

Alexandre Lacazette - Player profile 19/20 | Transfermarkt

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