アーセナルが来季4-3-3を導入すべき理由
Nathan Reynolds氏の記事の紹介です。
ーアーセナルは今夏の移籍市場でどんな動きを見せ、来季にどんなフォーメーションを採用するのだろうか。
長い間アーセナルは4-2-3-1 のフォーメーションでプレイしている。ベンゲルとエメリは一時的に3バックのシステムを使用したが、それは一時的なものに過ぎなかった。
現監督のアルテタは4-3-3を好むグアルディオラの下でマンチェスター・シティのコーチとして働いていた。以下がペップの4-3-3の特徴だ。
ペップの4-3-3の特徴
この特徴を踏まえた上で、以下がアーセナルが4-3-3に移行すべき理由とその課題点だ。
4-3-3へ移行すべき理由
エジルの後釜の不在
エジルは遅かれ早かれアーセナルを退団する。アルテタが現在のフォーメーションを維持したい場合でも、エジルの穴を埋める質の高い代役はいない。エジルのような伝統的な10番タイプの選手がここ数年で急激に減ってきているのだ。
ウィロックはプレミアリーグで先発の座を確保できる選手になるためにもう少し時間が必要であり、彼のベストポジションはまだはっきりしていない。
スミス・ロウは才能に恵まれているが、自身の立場を確立するためにもう少し経験が必要だ。
セバージョスはエジルと同タイプの選手ではないし、レンタルで在籍する選手だ。もし完全移籍で獲得できれば4-3-3のインサイドハーフの一角を担えるだろう。
攻撃陣の守備負担の軽減
4-3-3-3 への移行はアーセナルの攻撃陣のベストを引き出す。過去数年間アーセナルのウインガーは守備の負担が大きく、攻撃時の迫力が抑えられている。
マルティネリ-オーバメヤン-ペペの3トップが前線に残り、守備の負担が軽減されたら攻撃時の脅威が増すだろう。サカ、ネルソン、エンケティアもこのシステムの恩恵を受けるはずだ。
今後の課題
アーセナルは過去数回のの移籍市場でティアニー、マリ、ルイス、サリバ、ソアレスといったディフェンス陣の補強に大きな投資をしているが、アーセナルが今後強化すべきポジションは中盤の3人だ。
中盤3人のそれぞれの役割はどう定義するべきか。それは今の選手で十分なのか。アルテタの好みのスタイルを実現するために、即戦力の選手を獲得できるのか。
4‐3‐3への移行において上記のような課題があるのも事実だ。
Nathan Reynolds
昨日の記事
セバージョスを完全移籍で獲得すべきでない3つの理由 - アーセナルHUB
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