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アーセナルの今夏の夢の補強3選

Andrew Dowdeswell氏の記事の紹介です。


ー例年移籍市場でファンを満足させられていないアーセナル。しかし以下ではアーセナルが夏に実現すべき3つの夢の補強を紹介する。


アーセナルスカッドの再建に迫られている。近年の非効率的な補強や適正額以下の選手放出など、アーセナルは移籍市場で常に失敗をしてきた。それはトップ4でフィニッシュ出来ていない理由の一つでもあり、今夏はそれを改善し、合理的な投資をする必要がある。

巨額の予算を期待するのは非現実的だが、以下がアーセナルが今夏に獲得できれば"夢の補強"となる3選手だ。

トーマス・パルティ

現時点での最大の補強ポイントは守備的ミッドフィルダーセンターバックで、これはアーセナルが過去10年間抱え続けている問題である。しかしその一つを(契約解除金の)4200万ポンドで獲得可能な選手で解決することができる。ーアトレティコ・マドリードのトーマス・パルティだ。

トーマスは今年で27歳の若くはない選手だが、チーム全体を即座に改善する即戦力の守備的MFである。体が強くて、背が高く、十分な運動能力があり、非凡なディフェンス能力を持っている。これは世界最高の守備の指導者であるシメオネ監督の指導によるものだが、同時に狭いスペースでのボールの扱いも巧みだ。

ボールスキルこそが”最高の”守備的MFと”良い”守備的MFを分ける基準だ。ファビーニョフェルナンジーニョ、ロドリはすべてが素晴らしい。彼らは高い守備意識とボールスキルを持つ。ルーカス・トレイラなどとは対照的に、トーマスは既戦力の守備的MFであり彼こそアーセナルがまさに必要とする選手である。

カイ・ハヴェルツ

攻撃的MFの獲得は守備的MFほど急務ではないが、夏にセバージョスを完全移籍で獲得できない場合、エジル、ウィロック、スミス・ロウしか残らない。

アルテタ監督がこれまで採用してきた4-2-3-1システムでは、攻撃的MFが最も重要なポジションであるかもしれない。そのポジションに入る選手は半身の姿勢でボールを受けてプレーを進め、相手のポゼッション時にはハイプレスをかける。そしてチャンスを生み出し、ゴールを決めることも要求される。全てを包括する役割だと言えるだろう。

ハヴェルツは世界最高の若手MFの1人だ。同じ左利きのエジルと比較されるが、ハヴェルツの方がはるかに近代的な選手だ。ディフェンスラインの裏への抜け出しが得意で、フィニッシュの精度も高く、強度の高いプレスでカウンターを未然に防ぐ。

昨季は2902分のリーグ戦の出場で17ゴール4アシストを記録し、今季はこれまで1861分の出場でで6ゴール5アシストを記録している。ハヴェルツにはリバプールバイエルンなど多くのビッグクラブからの関心が噂されている。しかしアーセナルが何とか彼を獲得できれば、完璧なエジルの後釜になるだろう。

ダヨ・ウパメカーノ

わずか21歳でダヨ・ウパメカーノは既に世界最高のセンターバックの一人だ。既に驚異的な能力を持ち合わせており、センターバックを切実に必要とするアーセナルにとって理想的なオプションである。

ウパメカーノは体が強く、俊足で、合理的な意思決定と優れた予測力を伴う非凡なディフェンダーだ。これに加えて長距離パスの能力も高く、ライプツィヒの攻撃の組み立てやチャンスの創出に貢献する。

ウパメカーノは完璧な補強である。現在も成長を続けており、契約期間はあと1年だ。アーセナルの今夏の補強がウパメカーノだけだとしても、長年の課題であるポジションに彼を獲得したと考えれば、素晴らしい移籍市場と呼べるだろう。

彼の獲得が実現可能かは分からない。多くのクラブが関心を寄せる中、チャンピオンズリーグ出場権がなければアーセナルが彼を獲得するのは難しいだろう。しかしウパメカーノは完璧な夢の補強だ。たとえ移籍金がいくらかかっても、獲得する価値が彼にはある。

Andrew Dowdeswell

 

トーマス・パーテイ - Wikipedia

Thomas - Player profile 19/20 | Transfermarkt

カイ・ハフェルツ - Wikipedia

Kai Havertz - Player profile 19/20 | Transfermarkt

ダヨ・ウパメカノ - Wikipedia

Dayot Upamecano - Player profile 19/20 | Transfermarkt

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paininthearsenal.com