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ザビッツァーを獲得すべき3つの理由

 Josh Sippie氏の記事の紹介です。

 

ー今夏の中盤の補強を目論むアーセナル。トーマス・パルティとダニ・セバージョスが候補に挙がっているが、マルセル・ザービッツァーこそが完璧な選択肢だ。


アーセナルの中盤の陣容は完璧と言って差し支えない。ジャカには汎用性があり、セバージョスは主導権を握る力がある。しかし補完的な選手の補強、そしてセバージョスを完全移籍で獲得できるか否かといった問題が残されている。

トーマスが獲得候補の最上位に挙げられているが、獲得には4500万ポンドの契約解除金を満額支払う必要があるだろう。とてつもない才能を持った選手ではあるが、完璧な選択肢といえるだろうか。その答えはNOだ。

ライプツィヒのマルセル・ザービッツァーこそ完璧な選択肢である。

その理由を3つに分けて紹介する。

CLでの活躍

CLは別のリーグからやって来る選手を評価する良い指標になる。 ザービッツァーはヨーロッパの舞台の怪物だ。彼は先日のCL決勝トーナメントで"親愛なる"スパーズに対して2ゴールを決めた。

今季ザービッツァーはCLで7試合出場し、4ゴール2アシスト。トップレベルで戦えることを証明する数字を残している。

 

移籍金がトーマスとほぼ同じ

トーマス獲得の大きなメリットの1つは、移籍金が確定していることだ。4500万ポンドの契約解除金は高額だがそれ以上になることはない。

ザービッツァーの予想される移籍金はトーマスとほぼ同じだ。 ザービッツァーには契約解除条項はないが、彼の市場価値はトーマスの契約解除金よりも安い3700万ポンドである。

今季の活躍を考えると彼の市場価値が高騰することは間違いないが、5000万ポンド前後で彼を獲得できれば合理的だ。彼は高い決定力とプレミアリーグで通用する屈強さを持っており、トーマスより多少高額であろうと大きな問題ではない。

 

万能性

徐々にではあるがアルテタ監督がどんな選手起用をするかを掴めるようになってきた。彼は一つのポジションでしかプレーできない選手は好まない。エジルはトップ下のポジションがあるフォーメーションでしか輝けない選手だ。

ザービッツァーは万能な選手で、今季は両ウイング、両ウイングバック、トップ下、セントラルミッドフィルダーなど8つのポジションでプレーしている。

アーセナルに必要なすべての役割を果たすことができ、エジル以上の稼働率と決定力を持つ。そして自陣からボールを運び、守備を助ける役割を担うことも出来る。

負傷によりサイドバックがいなくなっても彼をウィングバックとして起用することが可能だ。

トーマスとセバージョスのどちらを獲得すべきかという議論はあまり好きではない。どちらも高額な移籍金が必要だが中盤のオールラウンダーではない。

しかしザービッツァーは中盤のすべてをこなす。トーマスほどの守備力はないが、セバージョスよりも攻撃能力が高く、より低い位置で守備に加わることもできる。

 セバージョスを獲得する場合、守備的な選手をもう一人獲る必要があるだろう。トーマスを獲得すれば、ボールを運ぶセバージョスも必要になる。

しかしザービッツァーを獲得するだけで、中盤のニーズはすべて満たされる。そのため彼を獲得すれば別のミッドフィールダーを獲る必要がない。

ザービッツァーは3人の中で最も高額になる可能性が高いが、彼の万能性を考慮すると最終的には最も安くなるだろう。

Josh Sippie

 

マルセル・ザビッツァー - Wikipedia

Marcel Sabitzer - Player profile 19/20 | Transfermarkt

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トーマス・パルティを獲得すべきでない3つの理由 - アーセナルHUB

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paininthearsenal.com