ジョタを獲得すべき3つの理由
ーウルブスのFWディオゴ・ジョタの獲得を検討するアーセナル。以下ではジョタの獲得がいかに合理的であるかを3つにわけて紹介していく。
夏の移籍市場が迫りアーセナルの獲得候補が報じられる中、ディオゴ・ジョタの名前が連日報道されている。
デイリーメールはジョタをアーセナルが抱えるサイド攻撃の問題を解決する存在と紹介した。
アーセナルがチャンピオンズリーグ出場権を逃すと獲得は困難になるだろうが、ジョタが獲得できれば素晴らしいものとなるはずだ。
以下にその理由を3つに分けて紹介する。
1.生粋のウィンガーであること
アーセナルは2年前に世界最高の点取り屋の1人であるオーバメヤンを獲得した。
しかしその6か月前にアーセナルはクラブレコードを破る移籍金でラカゼットを獲得していた。
そしてその2人はそれ以降好成績を残してきたが、彼らは両方ともストライカーであり、2人の共存は常に問題となっている。
今季オーバメヤンは主にウイングで起用され、多くのゴールを決めているが、スリートップの配置がそれによりバランスを欠いているのも事実だ。
彼ら2人によりいびつな形となってしまうアーセナルのスリートップがバランスを取り戻すために必要なピースがディオゴ・ジョタである。
ジョタは快足を誇る生粋のウィンガーであり、高いドリブルスキルがありサイドの深い位置でボールを受ける選手だ。
つまりオーバメヤンとラカゼットの加入以降、アーセナルが必要としていたタイプの選手である。
2.23歳という年齢
移籍金が高騰する近年の移籍市場により切迫するクラブの財政を考えると、獲得する際と同額かそれ以上の額で数年後に放出が可能な選手を獲得するほうが賢明だ。
数年後に放出する前提で新たな選手を獲得する場合、獲得する選手は若い方が好ましい。
ジョタは現在23歳で来季半ばに24歳となる。
まだ伸びしろが大いにあり、アーセナルのスタメンを5年以上務めることができるはずだ。
そしてそれ以上に、ジョタは高額な移籍金での売却が見込める選手である。
ジョタが数年間アーセナルでプレーした後、獲得時と同等の額で放出できれば、彼の代わりとなる選手も容易に獲得できるだろう。
23歳という年齢は獲得するのに理想的な年齢だ。
3.疑いようのない実力
今季ジョタはプレミアリーグで1773分間出場6ゴール1アシスト、ヨーロッパリーグで329分間出場6ゴールを記録している。
昨季はリーグで2369分出場9ゴール5アシスト、ヨーロッパリーグでは389分出場3ゴール5アシストを記録した。
ジョタは23歳という若さにも関わらず、”数字”を残せる選手だ。
彼はドリブルスキル、視野の広さ、創造性を備えており、展開を変えられる選手である。
得点とチャンスメイクの両方に貢献する現代的なサイドアタッカーとして、ジョタは理想的な選手だ。
Andrew Dowdeswell
Diogo Jota - Player profile 19/20 | Transfermarkt
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