エジルがアーセナル加入前にベンゲルと電話をした時の話
Robin Bairner氏の記事の紹介です。
ーメスト・エジルが2013年のアーセナル移籍を決めた要因は、ベンゲルからの電話であったと明かした。
エジルの当時の代理人でもあった彼の父親は、2013年夏にマドリーと新契約を巡って揉めており、アンチェロッティ監督は彼をチームから外していた。
自身の自伝「Gunning for Greatness」の中で、エジルは以下のように語っている。
"僕は2010年にアーセナルからオファーがあったときに携帯に保存していたベンゲルの番号に電話をかけた。"
"電話で彼に「ベンゲルさん。もし僕が移籍先を探すなら、最初に連絡する人はあなただと約束していました。そして今僕はあなたに電話をかけています。」と言ったんだ。"
"ベンゲルは、ずっと僕のことを見ていてくれていて、成長ぶりを気に入っていると言ってくれた。そして2010年に彼と電話で話した時と同じようなポジティブな気持ちになった。"
"直接会ったことのない彼が、僕を高く評価し、信頼してくれているのを感じた。それは困難な時期を過ごしていた当時の僕が必要としていたものだった。"
"マドリーのペレス会長が父との口論が原因で僕を冷遇することはないと思っていた。譲歩をしてくれると思っていた。でも彼はしなかった。 関係は冷え切っていた”
"僕が他のクラブと連絡を取ったのは、それが唯一の打開策だと思ったからだ。でも、もし本当にロンドンに移籍するならば、整理しなければならないことが山ほどあった。"
"本当にそれは僕が望んでいたことなのか?これで僕を幸せなのか?"
"モウリーニョにメールを送ると驚いていた。「何も言って来なかったじゃないか。マドリーでキャリアを終えたいと思っていたよ。」と返信が来た。"
Robin Bairner
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