アーセナルの獲得候補”フセム・アウアー”の3つの長所 (フセム・アワール)
Ahkeem Sealy氏の記事の紹介です。
アーセナルは他のビッグクラブと同様にリヨンのフセム・アウアー(アワール)の獲得に興味を示している。
以下では彼の3つの特徴を紹介する。
ユーティリティ性
アウアーは非常にユーティリティ性が高い選手だ。
今季アウアーはCMF、DMF、OMF、LWGでプレーしている。今季彼がプレーした各ポジションで、少なくとも1ゴール以上を記録している。
彼は左サイドでプレーするのが好きで、ピッチの左半分に留まる時間が長い。バルセロナでのイニエスタや、リバプールのケイタとこの点で似ている。
また、彼はピッチ中央の位置でのプレーも好んでいる。下の画像は左のCMFとしてプレーした今季のリール戦でのヒートマップだ。
この試合でアウアーは6回のドリブルのうち、5回を成功させた。そしてリヨンの攻撃に創造性をもたらした。
万能性
アウアーは、決定力、創造力、ドリブル能力、守備力を備えた総合的なミッドフィルダーだ。
アウアーの総得点数、90分あたりのゴール数、90分あたりのアシスト数、ゴール期待値、アシスト期待値などは他のトップクラスの選手と遜色ない数字だ。
アウアーとポグバ、デ・ブルイネを比較してみると、ポグバの方がアウアーよりゴール数とゴール期待値が多いことがわかる。そしてポグバとデ・ブルイネは、アウアーよりもアシスト期待値が高い。
また、アウアーの90分あたりのゴール数は、デ・ブルイネとほぼ同レベルである。彼のドリブル成功率は、ポグバやデ・ブルイネと同等だ。
90点あたりの守備アクションの成功率がアウアーより高いのは、ケイタとエンドンベレだけである。またパス成功率が彼より高いのは、エンドンベレのみだ。
スペース認識能力
アウアーはスペースを見つける能力に長けている。彼のゴールシーンの画像でその能力を紹介する。
アウアーはボールを持った後、味方ににボールを預けると、自分のマーカーがパスに食いつく。彼はその間に背後のスペースを察知。
アウアーはそのままそこに留まり、フリーとなる。
パスを受けたアウアーは、キーパーと1対1の状況を作り、、ボールを左下隅に流し込んだ。
アウアーはドリブル、創造力、決定力、守備力、パスなどを兼ね備えた完成度の高いミッドフィルダーだ。
Ahkeem Sealy
Houssem Aouar - Player profile 19/20 | Transfermarkt
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参照記事
Houssem Aouar: Everything you need to know about Lyon's creative starlet