アーセナルが放出するかもしれない意外な3選手
Andrew Dowdeswel氏の記事の紹介です。
アーセナルが今夏に補強をするならば、まずは放出をしなければならない。報道に名前が挙がっている放出候補は数名いるが、以下ではアーセナルが放出するかもしれない意外な3選手を紹介する。
グラニト・ジャカ
グラニト・ジャカは、アルテタの下で1試合を除いて全ての試合に先発出場している。キャプテンの座を剥奪され、1月には退団の危機に追い込まれた後、アルテタは彼のキャリアを復活させた。
それ以来ジャカは常に存在感を示しており、中盤で非常に良いパフォーマンスを披露している。
アルテタ政権の中心の一人であり、安定感のあるパフォーマンスでレギュラーを確保している一方で、彼のプレーには限界があるのも事実だ。
プレッシャーのかかる状況で、ボールの受け方が悪く、ドリブルでボールを運んで、相手の守備ラインを突破することができず、アスリート能力の低さが守備の局面で問題を引き起こす。
ジャカの放出は財政的にも良いものとなるだろう。
エインズリー・メイトランド=ナイルズ
アルテタ就任後、ジャカは常に存在感を放っていたが、メイトランド=ナイルズは存在感を失った。彼は右サイドバックの代役として活躍し、アルテタの期待に応えていた
しかしベジェリンが復帰すると、メイトランド=ナイルズは姿を消し、ベジェリンの欠場時にはセンターバックのソクラティスが右サイドバックを務めた。
メイトランド=ナイルズは、自分はミッドフィルダー、あるいはウインガーだと常に主張してきた。しかし彼は右サイドバックで最高のパフォーマンスを発揮している。
今夏23歳になり、高いアスリート能力、優れた技術力、冷静さを兼ね備えているメイトランド=ナイルズがアーセナルでキャリアを築く希望はまだ残されている。
しかし解決しなければならない問題がある。アルテタは、メイトランド=ナイルズを彼の望み通り、中盤で起用する。もしくはメイトランド=ナイルズが譲歩し、サイドバックでの起用を受け入れなければならない。
我々はアーセナルがどちらの選択肢を採るかを知っている。アルテタが組織のリーダーで、彼の選択が全てである。
メイトランド=ナイルズの出場機会が大きく限定されるならば、アーセナルは彼の放出に傾くはずだ。
マテオ・ゲンドゥージ
マテオ・ゲンドゥージは、世界で最も才能ある若手選手の一人である。まだわずか21歳の彼は、ベテラン選手でもできないような活躍を見せている。アーセナルの選手で、彼と同等の能力を持っている選手は少ない。
しかし彼の契約は残り2年であり、アルテタが中盤に求める役割に適応していない。彼のランニング能力は非常に効果的だが、資金調達のための貴重な放出候補となる可能性もある。
多くの人はグエンドゥージの放出を躊躇するだろうが、もし彼が契約延長をする気がなく、彼の獲得を望むクラブが多数いるならば、アーセナルは高額な移籍金で放出し、その資金を使って後継者を獲得した方が良いかもしれない。
メイトランド=ナイルズと同様に、ゲンドゥージはアルテタの戦術に適応する必要があある。できない場合は、放出する可能性があり、大きな争奪戦を生むだろう。
Andrew Dowdeswell
エインズリー・メイトランド=ナイルズ - Wikipedia
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アーセナルが検討すべき今夏のフリー移籍3選 - アーセナルHUB
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