アーセナルが検討すべき今夏のフリー移籍3選
COVID-19は世界中のフットボールクラブの財政に大きなダメージを与えており、アーセナルも例外ではない。今夏の移籍市場ではより倹約的な動きが求められ、フリー移籍での補強も当然視野に入れるべき選択肢だ。
以下ではアーセナルが獲得を検討すべき今夏にフリーとなる3選手を紹介する。
トーマス・ムニエ
ムニエの獲得は、アーセナルがセドリック・ソアレスを完全移籍で獲得するか否かに左右されるだろう。ムニエを今夏にフリーで獲得できるにもかかわらず、アーセナルが彼に強い関心を示していないのは驚くべきことだ。
彼は28歳で、全盛期を迎えている選手であり、PSGで多くのタイトルを獲得している
ハードワーカーであり、プレーの安定性が高く、集中力があり、ベジェリンほどのスピードはないが、ある程度の俊敏性があり、ベジェリンよりもフィジカル能力は高い。
本職の右サイドバックとポジション争いをすることで、来季のベジェリンのパフォーマンスの向上も期待される。
ライアン・フレイザー
ライアン・フレイザーは、昨年からアーセナル加入が噂されている選手だ。彼はファンが望むようなビッグネームではないが、今夏の最高の掘り出し物の一つだろう。
フレイザーの今季のパフォーマンスは、ボーンマスの苦戦もあり、落ち込んでいる。しかし彼が、アーセナルの攻撃オプションの貴重な存在となり得ることに疑いの余地はない。
18/19シーズンには7ゴール、14アシストを記録しており、素晴らしいパフォーマンスを披露していた。
フレイザーはアーセナルが採用するプレースタイルと4-2-3-1のフォーメーションに適応する選手だ。高い空間認識力を持っており、カウンターの際に大きく貢献ができる。
フレイザーの昨季の活躍を"ワンシーズンワンダー"と考える人もいるが、彼はフリーで獲得可能であり、ローリスク、ハイリターンの移籍だと言えるはずだ。
マリオ・ゲッツェ
6年前にマリオ・ゲッツェがワールドカップ決勝でゴールを決めたとき、彼はサッカー界で最もアツい若手の一人だった。残念なことに、それ以来、彼のキャリアは怪我と安定性の欠如のため、下降線をたどっている。
彼は潜在能力を開花させられていないと言ってもいいだろう。現在27歳であり、アーセナルは彼をフリーで獲得できる今夏に獲得に動くべきだ。なぜならアーセナルは新たな10番を必要としているのだから。
フレイザーのように、ゲッツェの獲得はローリスク、ハイリターンになるだろうが、ゲッツェの獲得にはハイサラリーが必要だろう。
しかし彼を獲得できれば、アーセナルはスリートップのどこでもプレーできる選手を手に入れることができる。ゲッツェはドルトムントで偽9番の役割にも適応できることを証明している。
彼は以前のような素晴らしい選手ではないが、プレミアリーグでインパクトを与えられる存在だ。ゲッツェがアーセナルのレギュラーなれるとは言わないが、バックアップとして獲得を検討すべき選手であることは確かだ。
Marc Gibbons
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