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アーセナルがオーバメヤンを放出すべきでない3つの理由

Andrew Dowdeswel氏の記事の紹介です。

アーセナルはピエール=エメリク・オーバメヤンの去就について決断を迫られている。ここでは彼を残留させるのが合理的である3つの理由を紹介する。

エンケティアとマルティネッリの現在の実力

アーセナルオーバメヤンを来季残留させるには2つの方法がある。ー契約更新または来年夏のフリーでの放出だ。もちろん後者はかなり愚かに見えるかもしれないが、そこには合理性もある。

エンケティアとマルティネッリは、アーセナルの未来を担う存在だ。マルティネッリはオーバメヤンに次ぐスコアラーで、クロップに"世紀の才能"と称された選手だ。

両者ともオーバメヤンの長期的な代役となる才能を持っているが、彼らが来季にその役割を担えるかは疑問だ。しかし1年後には彼らがその役割を担う可能性は十分ある。

そうなれば新たなセンターフォワード獲得の必要性がなくなり、オーバメヤンの放出で移籍金を回収する必要もなくなる。

放出額

オーバメヤン放出の一番の利点は放出で得られる移籍金だ。そして彼はアルテタの長期的な再建計画の構想に入る可能性は低く、契約更新となれば、大幅なサラリーアップが必要でクラブの財政を圧迫するだろう。

上記は事実ではあるが、コロナウイルスの影響により、適正額の移籍金が得られるかはかなり不透明な状況にある。

世界中のフットボールクラブは財政的な圧迫を感じており、1億ポンドの移籍金を払うクラブは当分現れないだろう。30代のオーバメヤンの放出で得られる移籍金は大きく減るはずだ。

5000万ポンド以上で放出できれば、補強予算の大きな足しになるだろう。しかし現在の市場において、オーバメヤンの移籍金が3000万ポンドと評価されれば、放出はそれほど魅力的ではない。

実力

オーバメヤンは非常に能力の高い選手だ。

今季彼はプレミアリーグで17ゴールを挙げている。彼よりゴールを決めているのはジェイミー・バーディのみだ。モハメド・サラーを除けば、アーセナル入団以来、他のどのプレミアリーガーよりも多くのゴールを決めている。

今季彼はアーセナルのリーグでのゴールの42.5%を決めている。アーセナルは彼に依存しており、彼の放出は大きなリスクである。

もちろんオーバメヤンの放出には賛成する人も多いが、彼の残留にも合理性があることは事実であり、今後も大きな議論となるはずだ。

Andrew Dowdeswel

ピエール=エメリク・オーバメヤン - Wikipedia

Pierre-Emerick Aubameyang - Player profile 19/20 | Transfermarkt

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参照記事

paininthearsenal.com