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コロナウイルスがアーセナルに与えた3つの好影響

Andrew Dowdeswell氏の記事です。

 

COVID-19の流行によりシーズンが中断し、世界中のフットボールクラブは経営難に陥っている。しかしこのような事態にもかかわらず 、アーセナルにとっていくつかのポジティブな要素もある。

以下ではコロナウイルスアーセナルにもたらした3つのポジティブな影響を紹介する。

選手のコンディション回復

今回の中断がなければ、トレイラが離脱し、ベジェリンやティアニーは復帰直後でコンディション不良の状態でヨーロッパのカップ戦出場権を掛けて戦わなければならなかった。

現在は3人とも怪我の問題を克服しており、アルテタはシーズンの総仕上げに向けて準備を進めている。

もちろん、他のライバルたちもこの中断から恩恵を受けている。 ユナイテッドにはラッシュフォードが復帰した。スパーズにはケインとソン・フンミンが復帰した。

とはいえアルテタは、これまで自由に起用できる状態ではなかった3人の重要な選手を取り戻すことができた。

他クラブより充実した若手の選手層

おそらくクラブが対処しなければならない最大の問題は、移籍市場での補強である。アーセナルには多額の賃金や移籍金を支払う余裕が残されていない。2000万ポンドや3000万ポンドの支出であっても、非常に慎重に検討する必要がある。

つまりアーセナルはチーム内の選手で、補強できないポジションを埋める必要がある。例年ならば資金を投入するだけの問題に対して、チーム内で解決策を見つけなければならない。

もちろんすでに強力な選手を有するチームにとっては、大きなアドバンテージとなりうる。アーセナルのようなクラブは、チームを作るのに苦労するだろう。

しかしアーセナルは有望な若手に恵まれている。サカ、エンケティア、ネルソン、スミス・ロウ、ウィロックのようなアカデミー出身者やゲンドゥージ、マルティネッリのような近年獲得した若手選手をアーセナルは有している。

コロナウイルスが各クラブの補強資金に与える影響は、今後何年にもわたるだろう。多くの優れた若手選手がいるということは、他のクラブにはない大きな利点だ。

アルテタに与えた時間

アーセナルがアルテタを招聘したのは、シーズンの最も忙しい時期の最中であり、準備期間に恵まれなかった。彼は中断期間を活かして選手と多くの時間を過ごすことが出来た。

5月中旬までトレーニングを許可されておらず、選手との交流はオンラインのみであったが、アルテタはこの状況下で最善を尽くしており、現在はシティ戦へ向けて4週間をトレーニングに費やしている。

先週末に行われたチャールトン戦でのチームのまとまりは注目されるべきだろう。アルテタには、自分の戦術を構築し、起用すべき選手を分析し、それぞれの役割を詳細に決める時間がある。それは彼には与えられていなかったものだ。

Andrew Dowdeswell

 

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