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アーセナルvsポーツマスで判明した5つのこと

ELでの悲劇的な敗北後で来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得の”抜け道”を失ったアーセナルは、直後のFAカップ第5ラウンドでポーツマスを2-0でに破った。

ソクラティスとエンケティアはゴールを決め、センターバックは優れた連携で最終ラインに安定をもたらし、試合全体をコントロールした。

以下ではポーツマス戦での2-0での勝利からアーセナルが学んだ5つのことを紹介する。

 

1 メイトランド=ナイルズは何をしたのか
何らかの理由で、アルテタ監督はここ数週間の間メイトランド=ナイルズをスタメンから外している。

メイトランド=ナイルズはアルテタ監督の就任後最初の5試合で先発し、ボールポゼッション時には右サイドバックから中盤にプレーエリアを移すなどの高いパフォーマンスを披露した。

しかしベジェリンが負傷から復帰後スタメンに返り咲いて以来、メイトランド=ナイルズにはほとんど出場機会がない。

ベジェリンは右サイドバックのファーストチョイスであり、アルテタ監督はバックアップにセンターバックのソクラティスと1月に獲得したソアレスを考えている。

メイトランド=ナイルズはプレミアリーグの直近3試合とオリンピアコスとの2試合に欠場し、ポーツマス戦では後半45分からの出場となった。

ソクラティスの本職は右サイドバックではないが、アルテタ監督は彼を起用した。

メイトランド=ナイルズは一体何をしたのだろうか?

 

2 トレイラのケガが深刻でなければよいが。。。

トレイラは中盤から隙をついて抜け出し、スルーパスを受けようとしたときにポーツマスディフェンダーのスライディングで脚を負傷をした。

足がねじれ、ひどい角度でゆががんでいた。

トレイラは苦痛で顔をしかめ、ピッチで数分間治療を受けた後、ダセバージョスと交代しました。

彼の負傷に関するニュースはまだ出ていないが、とても軽傷とは思えなかった。

トレイラはここ数週間スタメンで出場しておらず、アルテタ監督はジャカとセバージョスを好んでいた。

そのためシーズン終盤で出場機会を得るためにも、ポーツマス戦は非常に重要だった。彼はリハビリにかなりの時間を費やす可能性がある。

我々にできるのは彼のケガが軽傷であることを祈るのみだ。

 

3エンケティアはラカゼットの定位置を奪う実力がある

エンケティアはそもそも今季アーセナルでプレーする予定ではなかった。

エンケティアは出場機会確保のためリーズユナイテッドへ今季初めにレンタル移籍をした。

しかしビエルサ監督はバンフォードをセンターフォワードとして起用し、エンケティアには十分な出場機会がなかった。

そのためアーセナルは1月の移籍市場でエンケティアをリーズから戻し、他クラブへレンタル移籍させる予定でいた。

しかしアルテタ監督はエンケティアのトレーニングでの姿勢に感銘し、アーセナル残留を要求した。

それ以降エンケティアは4試合で3ゴールを記録。
ポーツマス戦でエンケティアは最高のパフォーマンスを披露した。

ペナルティエリアに侵入し、こぼれ球を拾ってアーセナルのリードを広げ、オールラウンドなプレーをした。

また、ボールを前線まで運びハーフスペースに走り込んで味方のスペースを作り出した。

そしてボール奪取のために中盤まで戻って懸命にボールを追い、ポーツマスセンターバックにプレッシャーを与えた。

エンケティアはアーセナルに復帰し活躍する一方、ラカゼットは入団以来最も低調な時期を過ごしている。

ラカゼットは直近3試合の出場で2回の決定的なチャンスを作り出した。

しかし全体的なプレーは低調なものに終わった。

エンケティアはリーグ戦の直近2試合でラカゼットに代わり先発で出場している。

現時点ではエンケティアの方がスタメンに値するだろう。

 

アーセナルFAカップで優勝すべき
先週以前におけるアーセナルの今季の目標はプレミアリーグでのトップ4争いに加わり、なおかつELのタイトルを獲得し、チャンピオンズリーグ出場権を獲得することだった。

しかしオリンピアコスに敗北後、後者は不可能となった。

このためFAカップ制覇はアルテタ監督と選手達の大きな目標となっている。

アルテタ監督は以前チームに勝者のメンタリティを確立したいと語っていた。

そのためにはトロフィーを獲得する必要があり、アーセナルが今季優勝の可能性が残されているのはFAカップのみである。

マンチェスターの両雄、リバプールチェルシー、スパーズを含む、多くの強豪クラブが勝ち残っており、 FAカップ優勝は簡単ではない。

しかしアーセナルはこの低調なシーズンに有終の美を飾る必要があり、FAカップを軽視すべきではない。

 

5アルテタ監督がネルソンを信頼する理由

アーセナルの若手の多くはここ数週間で活躍し、トップチームの一員としてパフォーマンスを発揮できることを証明したが、負傷を繰り返したネルソンにとってはもどかしいいシーズンとなっていた。
しかしアルテタ監督は就任時ネルソンへの信頼を語っていた。

ネルソンはアルテタ監督就任後の最初の2試合に先発。

しかしネルソンは再びケガをしてしまった。

ポーツマス戦はネルソンの復帰戦であり、ネルソンのパフォーマンスはアルテタの彼への信頼が正当なものであると示した。

ネルソンは相手ディフェンダーをいとも簡単に抜きさった。

クロスも素晴らしく、2ゴールをクロスから創出した。

また、相手のプレッシャーをいなすためにボールを保持し、狭いスペースで質の高いボールタッチを披露し、可憐なドリブルスキルでアーセナルの推進力を高めた。

 

Andrew Dowdeswell

 

参照

paininthearsenal.com