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アーセナルのフレイザー獲得が"ナシではない"3つの理由

Josh Sippie氏の記事の紹介です。

 

ーライアン・フレイザーの獲得に興味を示すアーセナル。彼の獲得は最優先事項ではないが、合理的である3つの理由を紹介する。


アーセナルの今夏の移籍市場での最優先事項は優秀なセンターバックミッドフィルダーの獲得だ。またアーセナルには、ペペやネルソン、サカ、マルティネッリといった多くのウインガーがいる。

しかし筆者はライアン・フレイザーという"掘り出し物"の獲得には反対ではない。

その3つの理由を以下で紹介する。

移籍金がゼロ

昨夏アーセナルフレイザーに2500万ポンド以上の大金をかけて獲得する構えを見せていた。しかし彼はペペの様に大金をかけて獲るべき選手ではなかっただろう。しかし移籍金がゼロならば、選手獲得におけるリスクを大幅に削減できる。

フリーで獲得した選手はサラリーが少し多めになるが、それでも彼の様な選手をフリーで獲得できるのはバーゲンと言っていいだろう。

ボーンマスでの成績

ボーンマスの昨季の出来はまずまずのものだった。その中でフレイザーは7ゴール14アシストと大きな活躍を見せた。今年のボーンマスは一貫性に欠け、降格争いをしているが、フレイザーは3ゴールと7アシストと奮闘している。

降格争いをするチームにおいて、この数字は説得力があり、彼は長年にわたりチームの成績の良し悪しに関わらず一定の数字を残してきた。

フレイザーアーセナルに来れば、それほど多くの出場機会は得られないかもしれない。しかしより質の高い選手と一緒にプレーすることとなり、ゴールとアシストの数を今より増やすことが出来るだろう。

経験値

アーセナルには多くのウインガーがいるが、プレミアリーグで1シーズン以上プレーをした経験を持つ者は一人もいない。

今季が終わればペペはプレミアでの最初の1年を終えるが、今季の彼のパフォーマンスは物足りない。マルティネッリも経験が不足し、サカは主に左サイドバックとしてプレーしており、ネルソンは怪我で離脱している。

アーセナルのウイングは経験不足の選手ばかりだ。

フレイザーは彼らほど伸びしろが感じられず、先発で起用されることはあまりないだろう。しかし彼にはプレミアリーグでの経験があり、実績も十分だ。

もし彼が活躍出来なくても、移籍金はゼロであり、大きな失敗にはならない。

彼の獲得は胸を躍らせるものではないかもしれないが、ある種の合理性はある。

Josh Sippie

 

ライアン・フレイザー - Wikipedia

Ryan Fraser - Player profile 19/20 | Transfermarkt

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 参照記事

paininthearsenal.com