アーセナルHUB

愛するアーセナルの情報を発信していきます

オーバメヤンとアーセナルの契約延長交渉の3つの疑問点

Andrew Dowdeswell氏の記事の紹介です。

 

アーセナルオーバメヤンとの契約延長交渉を進めていると報じられている。この記事では、契約延長交渉に関する3つの疑問点を紹介する。

契約期間

アーセナルオーバメヤンの新契約の契約期間は何年にすべきだろうか。夏に31歳になるオーバメヤンは、スピードに依存したプレーも多い。彼はいつまで活躍を続けることが可能なのだろうか。

新契約の契約期間が1年ならば、来夏にアーセナルは今と同様の状況に陥るだろう。そうなると問題を1年後ろ倒しにしたに過ぎない。

アーセナルオーバメヤンとの新契約で大きな見返りを得られるとしても、その契約がどのくらいの期間にすべきかを決定することは困難だ。

5年契約を結んで彼が35歳になるまで莫大なサラリーを払い続けるのはナンセンスだ。しかし彼と1、2年契約を延長しても問題を先送りにしてしまうだけである。

サラリーの額

アーセナルが過去に経験しているように、高額なサラリーで選手と契約延長をした場合に良い結果になることはほとんどない。 エジルはその典型例だ。

彼が2年前の冬に週給35万ポンド(年俸約25億円)で新契約を結んで以来、アーセナルは財政的に厳しい状況に陥っている。

そしてムスタフィ、ソクラティス、ムヒタリアン、エルネニーなどの多くの選手が高給故に売却先が見つからずにいる。

オーバメヤンエジルと同等のサラリーで新契約を結ぶ権利があるが、 その場合アーセナルは数年後に財政的な危機に陥る恐れがある。

もちろん、アーセナルオーバメヤンを残留させることで大きな戦力を得ることになる。 2018年1月以降、プレミアリーグで彼より多くのゴールを挙げているのはモハメド・サラーのみだ。

しかしアーセナルは現在の財政状況にも折り合いをつけなければならない。 どれだけ輝かしい成績を残していたとしても、オーバメヤンの新契約は費用対効果の高いものでなければならない。

契約延長は正しい判断なのか

オーバメヤンのような高い質と影響力のある選手がクラブに在籍することは、大きな利益になるだろう。しかしアーセナルオーバメヤンの契約延長が本当に正しい判断なのかは議論の余地がある。

問題点は主に年齢だ。オーバメヤンは夏に31歳になる。トップレベルのプレーを今後数年にわたり維持することは困難であり、ゴールスコアラーとしての長期的な価値は見出しづらい。

そして彼がが本当のアルテタの長期的なビジョンの一部になることはないだろう。来季アーセナルプレミアリーグの優勝争いをするとしたら、オーバメヤンは残留させるべきだ。 しかしアーセナルが優勝争いをする見込みはかなり低い。

最も楽観的な人々でさえ、アーセナルが今後数年間は優勝争いができるとは思っていない。 アーセナルオーバメヤンとの契約延長に際し、慎重にならなければいけないだろう。

Andrew Dowdeswell

 

ウィリアム・サリバがアーセナルのディフェンスラインにもたらすもの - アーセナルHUB

ピエール=エメリク・オーバメヤン - Wikipedia

paininthearsenal.com