アーセナルHUB

愛するアーセナルの情報を発信していきます

アーセナルの獲得候補”オルクン・コクチュ”のプレー分析<前編>

TARGET SCOUTINGというサイトに、アーセナルの獲得候補として名前が挙がっているオルクン・コクチュのプレー分析の記事が載っていたので紹介します。

 

ポジショニング

オルクン・コクチュは左サイドの選手で、フェイエノールトの4-3-3のフォーメーションでは左インサイドハーフとしてプレーすることが多い。4-2-3-1のトップ下としてプレーすることもある。

コクチュはピッチの高い位置でも低い位置でもプレーすることができる。フェイエノールトファイナルサードまでボールを運んだ際は、ボックスの近くでプレーすることが多い。

f:id:jadfusoqa:20200520180905p:plain

フェイエノールトは主に4-3-3のフォーメーションを採用しており、ポゼッションと丁寧なビルドアップを重視する。

その中でのコクチュの役割は、低い位置に下がってビルドアップをサポートすることと、高い位置でライン間にスペースを見つけてチャンスを作り出すことだ。

コクチュはライン間のスペースに入るために積極的な動きを見せる選手だ。彼はオフザボールの動きが巧みで、チームメイトのパスコースを作るために常に動きを止めない。

f:id:jadfusoqa:20200520182042p:plain

上の画像のシーンでは、味方のToornstraがボールを持ち、相手のSmeetsにプレッシャーをかけられている。

コクチュは相手のCarbonellの動きを見極め、Carbonellがパスコースを塞ごうとしていないことを察知した。そしてCarbonellとTekieのギャップに入り、パスコースを作った。

画像をよく見ると、コクチュが自分の近くに相手の選手がいるかを判断するために首を振っているのがわかる。

このプレーはフェイエノールトがプレッシャーにさらされているときの、コクチュの効果的な動き出しの例である。

テクニック

コクチュは、素晴らしいテクニックを持っている。ファーストタッチが巧みで、小さい動作で相手をかわすことができる。また、狭いスペースでのボールコントロールにも長けており、特にチームがプレッシャーにさらされている時には重宝される。

また彼は、キックのテクニックにも長けており、フェイエノールトではコーナーキックを蹴っている。今季はここまでで4アシストをマークしている。

そしてシュートも非常に正確だ。右足の方が得意としているが、両方の足を器用に扱える。しかし今季はここまで2ゴールに留まっている。

TARGET SCOUTING

 

オルクン・コクチュ - Wikipedia

Orkun Kökcü - Player profile 19/20 | Transfermarkt

前回の記事

アーセナルはオーバメヤンかラカゼットのどちらかを放出しなければならない - アーセナルHUB

参照

Orkun Kökçü – Player Report – Target Scouting