アーセナルがディサシを獲得すべき3つの理由
Andrew Dowdeswell氏の記事です。
アーセナルはランスのセンターバック、アクセル・ディサシの獲得を狙っていると噂されている。以下ではディサシを獲得すべき3つの理由を紹介する。
パスセンス
ディサシは守備的な中盤でプレーした経験を持つセンターバックだ。また右サイドバックと左サイドバックの経験もある。
今季の出場はすべてCBとしてであり、将来的にはそこでの活躍が期待されるが、サイドや中盤での経験故に、他のCBと比較してボールコントロールが巧みだ。
今季は90分あたり平均で53.4回のパスを出し、成功率は85.8%だ。そして25ヤード(約23m)以上のパスの79.3%を成功させている。
90分あたりの2.96本のパスをファイナルサードへ通し、そのうち0.37本のペナルティエリアに通している。ディサシはアルテタがセンターバックに求めるパスセンスを持っている。
タックルの能力
ディサシのタックルはパワフルで、タイミングも素晴らしい。ボールがホルダーから離れた時を素早く察知し、タックルで奪い取る。
彼は90分あたり1.26回のタックルに成功している。そしてチームがボールポゼッションを取り返すのに大きく貢献している。
ランスは今季21ゴールしか挙げておらず、これはリーグアンの中で最も少ないゴール数であり、1試合あたりのシュート数も5番目に少ない。
しかしクリーンシートの回数がパリ・サンジェルマンに次いで多く、現在リーグ5位という好成績を残している。
驚異的なフィジカル
ディサシは強靭なフィジカルをもち、空中戦やルーズボールの際の相手との競り合いの時にその特徴を発揮する。
今季のディサシは空中戦で61.5%の勝率を誇り、昨季は71.4%を記録していた。またルーズボールの回収回数は90分あたり9.9回、クリア回数は90回あたり5.74回という驚異的な数字を記録している。
クリバリやファン・ダイク、マグワイアのように、ディフェンスの要として圧倒的なフィジカル能力を持っていれば、ディフェンスラインに大きな変化をもたらすことができる。
身長190㎝のディサシは完璧なディフェンダーではないが、ワールドクラスの選手に成長できるだけの体格を有している。
Andrew Dowdeswell
Axel Disasi - Player profile 19/20 | Transfermarkt
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