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アーセナルがコウチーニョを獲得すべき3つの理由

Andrew Dowdeswell氏の記事の紹介です。

 

アーセナルの獲得候補としてバイエルン・ミュンヘンにレンタルで所属するフィリぺ・コチーニョの名前が報道されている。Le10Sportによると、アーセナルコウチーニョを1シーズンのレンタルで獲得しようとしているという。

以下ではアーセナルコウチーニョを獲得すべき3つの理由を紹介する。

高額過ぎる訳ではないサラリー

アーセナルはアルテタの下、長期的な構想を建てているが、コウチーニョの1シーズンのレンタルでの獲得は長期的な投資ではない。

しかし、その補強に賛成できる合理的な理由がいくつかある。

最初の理由は金額だ。コウチーニョのサラリーはそれほど高くないだろう。

報道されている週給25万ポンド(年俸約17億円)は高額にみえるが、年俸にすると、バルセロナの給与負担がなかった場合でも、わずか1300 万ポンドに過ぎない。

アーセナルが今季のムヒタリアンの給与を一部負担しているように、レンタル選手の給与を所属元のクラブが一部負担するのは一般的だ。

今夏の放出次第ではこのサラリーを賄える余地が十分にあるだろう。

オーバメヤンの放出だけでコウチーニョのサラリーの大半がカバーでき、ムスタフィ、ソクラティス、セバージョス、ムヒタリアン、エルネニーを放出すれば、コウチーニョのサラリーは問題なく賄えるはずだ。

エジルの衰え

コウチーニョが来季アーセナルに加入した場合、彼はおそらく4-2-3-1のフォーメーションのトップ下としてエジルの代わりとなるだろう。

エジルはアルテタの下で自由な役割を与えられ、ピッチ上を動き回り、印象的な活躍をしている。エジルアーセナルで再び輝けるとしたら、この役割でプレーする必要がある。

しかしエジルには衰えが見えると言わざるを得ない。

彼のプレーはエメリ時代に比べ、大きく改善した。ハードワークし、低いエリアでのビルドアップのサポートも行っている。

しかしファイナルサードでのプレー精度には欠けている。アルテタが就任して以来、968分出場しているエジルは1ゴール1アシストを挙げている。

コウチーニョは、低調な今季でも1382分の出場で8ゴール6アシストを記録しており、エジルを圧倒している。

エジルの週給はコウチーニョより10万ポンドも高く、費用対効果は低い。コウチーニョエジルより能力が高く、サラリーも安い。

チャンピオンズリーグに導く存在

アルテタ政権が軌道にのるためには、まずはチャンピオンズリーグへの出場権が必要だ。

アーセナルは昨季ヨーロッパリーグ決勝に出場し、3400万ポンドの収入を得た。2月のベスト32のオリンピアコス戦に敗北した今季のELからの収入は1500万ポンド程になるだろう。

それに比べ、マンチェスター・ユナイテッドマンチェスター・シティは昨季のチャンピオンズリーグで準々決勝に進出したことで、それぞれ8200万ポンドを得ている。

リバプールは同大会を制して9800万ポンドを稼ぎ、アーセナルのELからの収入のほぼ3倍となった。決勝でリバプールに敗れたスパーズは9000万ポンドの収入を得ている。

コウチーニョアーセナルの中盤に入り、多くのゴールとアシストを記録してCLに導く存在となれば、アルテタの長期的な構想の第一歩となるはずだ。

確かにコウチーニョは長期的な投資ではないが、短期的には必要な投資かもしれない。

Andrew Dowdeswell

 

フィリペ・コウチーニョ - Wikipedia

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